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Subscribed Weekly「 AIサービスの価格設定:Zendeskから学ぶ顧客中心アプローチ」

By Terue Hirai posted 01-28-2025 02:58

  

Subscribed Weekly
Monetizing AI? Start with the customer: Lessons from Zendesk
AIサービスの価格設定:Zendeskから学ぶ顧客中心アプローチ

Zuora創業者兼CEO Tienのブログの抄訳をお届けします!

A man using a laptop with digital speech bubbles, a thumbs-up, and "ai" on a tech-themed background.

最近Zendeskが新しいAIサービスの価格を引き下げ、「成果ベースの価格設定」と呼ばれる新たなモデルを導入しました。これは、今後のビジネスの方向性を示す重要な動きです。

AIとその収益化
AIは急速に普及しており、多くの企業がコパイロットやその他のAI機能を導入していますが、その収益化方法に苦慮しています。ZuoraのSubscribed Instituteは、70社以上の生成AIの価格設定メトリクスとモデルを分析し、ほとんどの企業がAIを導入する際に使用量に基づく価格モデルを採用していることを発見しました。この使用量モデルは、進化中の技術に対してどのように料金を設定するか、ユーザー数が不明な場合やAIが人員削減を目的とする場合にどうするかなど、多くの疑問に対する答えとなります。


顧客視点での価値提供
企業は、顧客視点からAIを収益化することを考えなければ、提供する機能や製品は市場で成功しないことを認識しています。AIツールは実際の問題を解決し、顧客に価値を提供する必要があります。Zendeskはこの点を理解しており、AIエージェントに対して成果ベースの価格設定モデルを導入しました。このモデルでは、顧客はAIによって自動的に解決された問題についてのみ費用が発生します。


多様な収益化モデル
現代のビジネスは、多様で柔軟な収益化アプローチが必要であることを理解しています。これには、従来のサブスクリプション、使用量ベースの価格設定、アドオンオファー、フリーミアムなどが含まれます。実際、3〜5つの課金モデルを持つ企業は、少ない企業よりも成長が早いことが示されています。

Image of a pricing table for four service plans: Suite Team ($55), Suite Growth ($89), Suite Professional ($115 - most popular), and Suite Enterprise. Each plan includes a free trial or purchase option.


まとめ
Zendeskの成果ベースの価格設定導入は、大胆で先見的な動きです。これは顧客価値へのコミットメントや革新への意欲を示しており、ビジネスの未来が柔軟性と適応性にあることを認識しています。これからの収益化は単なる製品提供ではなく、価値提供が中心となるでしょう。

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原文は、こちらのリンクよりご参照ください。​​​​​​​​​
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